為替リスク・健全な取引について
為替取引は、売買利益が得られる反面、為替リスクも伴う取引です。初心者の方がより安全に取引して頂けるよう、取引についての幾つかの留意点を述べてみました。
これは、あくまで一部のリスクにしか触れていませんので、取引を始める前に、必ずリスク警告・取引説明書などを熟読して下さい。
レバレッジ
お客様が預けた預託金に対して売買できる倍率を、「レバレッジ」と言います。当社では、預託額の100倍まで取引が可能です。しかし、相場の変動などを考慮し、預託額に余力を残さずお取引をする事はお薦めしておりません。お客様の取引手法や自己リスク管理などをして、無理の無い取引を行うことが肝要であると考えます。
通貨ペアの流動性
「ユーロ/ドル」、「英ポンド/ドル」や「米ドル/円」などの主要通貨は、市場参加者が多く取扱高も高くなっております。一方、「タイバーツ」、「トルコリラ」や、「南アフリカランド」のような、高金利または低流動性通貨は市場参加者が少なく、時間によってはレートが立たない場合も少なくありません。
このため、売買スプレッドも広くなり、取引したい時にレート提示ができない場合もあります。その結果として、皆様の予期しないレートで約定することもあります。
例えば、2007年8月のサブプライムショック」などのドル大暴落の時は、主要通貨に比べて非主要通貨の相場提示ができないこともありえます。お取引の際は、比較的流動性の高い通貨ペア取引をお薦めいたします。
指標発表前後の相場
各国の指標発表は、市場予想より思わぬ結果が出て、暴落・暴騰を招くことがあります。
相場の変動リスクを極力抑えるため、多額のポジションを持たず、証拠金に余裕額を残しておく等の方法や、システム機能面ではストップロスオーダーを使うなど、ご自身によるリスク管理をお薦めいたします。
逆指値注文の活用
逆指値注文は、未決済玉に対して利用する場合、相場変動による損失または収益減少を限定する役割を果たします。
例えば、「米ドル・円」1ロット(10万ドル分)を114.50で購入したこととします。米ドルが上昇するとの見方で、115.50を売り目標としています。
しかし、予想に反してドルが下がり、最大損失を5万円に限定したいと考える場合、114.50の買いポジションに対して5万円の損失に相当する114.00円の売り逆指値を付けます。
この逆指値によって相場の見方が当たらなかった場合、損失額を5万円に留めることができ、相場の急変による無制限の損失に一定の歯止めをかけることになります。
また、上記の例で「米ドル・円」が115.25まで予想通りに上昇し評価益がある場合、当社の取引システムには、114.00から→114.75へなど、逆指値を予め決めた値幅で自動的に変更する「トレーリング・ストップ」機能が搭載されております。これにより、相場の変動による収益機会を、的確に捉えることが可能になります。
取引を開始する前の計画性
株式や商品の取引でも同様ですが、為替取引では、勝ち続けることは大変至難の業です。一回勝負ではなく、何回かの取引で総体的に利益を得ようとするのが通常の取引です。
投資家の皆様の、資産状況に合わせた取引手法を考えて、リスク管理を心がける必要があります。新規で売買取引を行う前に、収益ポイント(目標)や最大損失の許容範囲を決めておくことをお薦めします。
相場予測が思っている方向にいった時は、事前に決めた収益ポイント(目標)、投資期間などに沿って収益計画実行し、また、逆に相場が予想に反した場合は、決済逆指値機能を活用するなど、損失は最小損失に抑える事も肝要です。
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